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2009年02月24日

「おくりびと」さんおめでとう!

第81回米アカデミー賞の外国語映画賞に
選ばれた「おくりびと」さん、
受賞、ほんとうにおめでとうございます。!
昨年の秋からこの映画が公開されていましたが、
題名から受ける印象で、観たい映画のランキングでも
下の方にあったんだそうです。
(そうでしょうよ。ぜひ観たいと思わんかったワァー。
私の持つ印象と世間さまとほとんどいっしょ?
なもんですから・・)ね。
それが、なんと、それから
めきめきランキングを上げて
この度の受賞にまで・・・。
きょうは、受賞による駆けつけ観賞?が列をなした、とか。
その列の主な年齢層は、
私と同世代以上がほとんどだったとか(^∀^)
私も、主人の父、そして父母を彼岸へとおくりだしましたが、
人の命をおくるということは、その度、その度が初めてで・・・
義父(主人の父)は、死が近いとわかっていた?と思われる病院での4ヶ月近い最期の日々、付き添っていた私に看護婦さんが「(本当の)娘さんですか」と言われるほど、心を開いてくれました。
付き添いは、義母、義兄、義姉、主人と交代しながら続けていましたが、いつも厳格な義父が、心の底から「すまんな、ありがとうな」と感謝しつつ旅立ったことを今でも時々、思い出します。
実家の父母は、死の床にあっても、どんな苦しくても、私のことをいつまでも娘と思っていて、父として、母として「何かしてやりたい」一途で、「もうなんにもしてやれないなあ」と、それが悔しいといった最期でした。
その度ごとに、命をみおくることの重さを感じたものです。
そして、今でも3人の最期の顔を、はっきりと憶えています。
「おくりびと」(生者)によって「おくられびと」(死者)が送られる、
人の死と向き合って、また、人は生きるー
送り、送られ、年月は流れ、また・・・
『映画は死を扱っているが、「生きるための映画」だ』ーと、
滝田監督は話されていました。
『死に対する畏敬の念を通して生をたたえる感動作』と
米国の映画業界紙が評したそうですが、
ほんとにそうでしょうね。
まだ、観ていないのが残念(車で30分の市の中心部にたった一軒しかない映画館でもやっていたような気も ´▽`)ですが、
早く観たい、です。
薄雪のふるさと
             ~先日の薄雪のふるさと~
お地蔵さん
          ~村のはずれのお地蔵さん~
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