女将のほのぼのブログ

2008年11月14日

自然薯

[とろろ汁] ブログ村キーワード
秋深く、山の恵みの山芋(自然薯)掘りが毎年の楽しみになっていらっしゃる方も多いことと思います。
山に着いたら、ちょっと色づいた(黄色く)山芋のつるを探して、それも土の近くが、「まあまあ太いのん」です。
細いのんは、来年や再来年に残して・・・
見つけたら、傘をつるの下に広げて(上下反対にして)、つるを揺する(揺らす)と、むかごがパラパラ落ちてきて傘にたまります。
生っているムカゴ
ムカゴ
このむかごは、むかごご飯にしたり、塩茹でしてそのまんま食べても、お酒のつまみ?に良いですね。
むかごを片付けたら、つるの首の近くの草や石などを取り除いて、一日かけてひたすら根っ子を掘って行くんです。
熊とかにも注意が必要ですから、鈴やラジオなど音のするもので音も出しながらだと良いですね。
というのは、主人の知人から聞いた話で、私は、その自然薯を栽培している方のところ(香美町村岡区)に朝食にお出ししている「とろろ」用の芋の仕入れも兼ねて行ってきたんです。
山芋収穫の様子
山芋収穫の様子2
ずらっと山芋
グローブ型の山芋
丸い山芋
両手みたいな山芋
私は現在、海辺の暮らしですが、実家のある湯村温泉やこの香美町村岡区も、山芋は秋の恵みで大切にしている楽しみな秋の味なんです。
今は亡き父母も、とても好きでした。
ただトロロを作るときに、なかなかドロっとしてサラサラになりません。
すってもすっても塊が無くならないんです。
なので父は、すってそのまんまにお醤油をかけて、お酒のつまみに食べていました。
母は、お味噌汁にポトンしていましたね。
自然薯は昔から貴重な品で、若い頃は父も掘りに行っていました。
そんなことを思い出しながらでしたが・・・
ところで今日は、8月に亡くなった親戚のおじいちゃんの100ヶ日。
山仕事が好きだったおじいちゃんの供養にと、「とろろ」も作りました。
喜んでくれていると良いなぁーと思いながら・・・
すった山芋
すり鉢のとろろ
今日は他にも、こないだうち教えてもらった「かき酢」を作りました。
かき酢
3ヶ月ぐらいたつと、おいしい酢になって、ポン酢の代わりになるそうです。
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