女将のほのぼのブログ

2008年05月12日

「余命1ヶ月の花嫁」千恵さんを思い出して

きょうは一年に一回の「人間ドック」の日。
ほとんどはかないスカートをはいて、車で1時間ほどの公立八鹿病院へ。
スカート姿で・・・
午前8時すぎには到着し、問診、採血(検査用の)、体重測定、血圧、検査室に行って、エコーいろいろ、聴力、視力、胸部レントゲン、骨密度、最後は、きのうから一番、気にかかっている胃カメラです。
「胃が荒れていますネー」
「ガンもポリープもないみたいですョ」
医師の先生の淡々とした口調に、
『え、え~、これって、もし、ガンができていたら「ガンのようなものがありますから少しとって、検査してみましょう」とか言われるんだらあか・・・』
と、私は、
マウスピースをしていて、首と背中はピーンとして、力も入っていましたが、
頭の中はそれどころではありません。
『ガンもポリープもないけど、胃が荒れとるって、どういうことだろ、どういうことだろ・・・』と考えて気分が落ち着きません。
そんなこと、あれこれ思って、心配していましたら
「さあ、もうすぐ終わりますョー。のどの力を抜いてー」
この胃カメラの始まりから終わりまで看護師さんが、背中をずーとさすって下さっていました。
毎年、そうしていただいているんですが、
今年は、先日、テレビで観た「余命1ヶ月の花嫁」の主人公、長島千恵さんのことを思い出してしまって、
涙がうるんできてしましました。
千恵さんは闘病中、苦しくなると、お父さんに
「背中さすって、背中さすって」と。
そのシーンが浮かんで・・・
お父さんは、千恵さんが亡くなったあとに、
「さすって、って言うからしてたんだけどねえ、ほんとうに楽になっていたやら・・・。でも、千恵がそれで、そうすることで、落ち着いてくれたもんでねぇ」と・・・
でも、さすってもらうって、気持いいですよねぇ~。
さする手から、温かさ、ぬくもり、やさしさ、全部伝わってきて、落ち着きましたもんね。
おかげで、毎年、胃カメラの余韻があって、夜までしんどいのに、本日は、いつもよりメッチャ元気です。
千恵さん、ありがとう(^∀^)(☆゚∀゚)
*天国の千恵さんに撫子の花を・・・
撫子の花
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