ほのぼの「木船」だより

2004年08月29日

巨大なスイカ

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 「こんな大きなスイカなので、みんなに食べてもらおうと思いまして」
 城下町や名物の皿そばで知られる兵庫県出石町で、重さ41キロ、長さ65センチもあるジャンボスイカが収穫されました。
 育てたNさんは、にこやかな顔で、話します。

 巨大なスイカは、地蔵盆のお供えにしたあと、大きな包丁(昔、藁を切るのに使ったものとか)で切り分けられました。
 集まった子どもたちは大はしゃぎです。
 
 さっそく、大きなスイカをほうばった子どもたちは「おいしい、おいしい」
 
 「どうぞ」と勧められ、僕もいただきました。
 しかし、一口食べて、正直なところ、少し水っぽいと思いました。こんなに大きいのだからしょうがないですよね。

 「本当においしい?」と意地悪く僕はもう一度聞きましたが、子どもたちは「絶対おいしい」と譲りません。
 Nさんへの感謝気持ちから気を遣ったのでしょうね。

 ちょっと、心がぽわーと温かくなりました。