ほのぼの「木船」だより

2005年10月25日

野鳥が次々に

先週末の土日は、この秋では一番寒くなった。
雨、風が強く、冬ほどではないが、「うらにし」とこの地方で呼ぶ北西の季節風が吹いた。

そのせいか、23日の日曜には、渡り鳥が北近畿・但馬地方にやってきていたようだ。

まず、城崎(兵庫県豊岡市)の湿地には、冬の使者・オオハクチョウの親子4羽が舞い降りた。
さっそく、僕も翌朝、見物に行ってみたが、もういなかったが・・・。
但馬野鳥の会の方の話では、24日朝7時ごろ、玄武洞の上を南の方角へ飛んでいたという。

オオハクチョウが但馬に飛来したのは、10年ぶりらしい。
越冬地に向かって移動の途中だったようで、23日の夕方には親子が仲良く休息したり、えさを取っていたほほえましい様子が見られたという。

この湿地は、3年前から豊岡に棲み付いている野生のコウノトリ「ハチゴロー」が最近、かっこうの餌場にしている場所。そこで、僕は、ハチゴローとオオハクチョウが一緒にいるところが見れないか、と期待したのだった。

僕の前に、早朝から何人か野鳥愛好家がやってきていた。が、残念ながら・・・。
空を自由に飛びまわっている鳥のこと。いくら自然が豊かな土地柄だとはいえ、こちらが期待しているような光景は、めったに見られるわけない、とあきらめた。

この日、別のすごい野鳥情報もあった。
詳しくは、次回に。