女将のほのぼのブログ

2018年08月21日

夏の荒波

お盆が過ぎると、海水浴のお客様が一気に少なくなり、誰もいない海になります。

先日、孫のような幼な子を連れて、海に行きました。

その日は、夏なのに波が高く、海水浴場は遊泳禁止になっていたので、波の来ない砂浜で遊ばせました。

陰の声の主(主人)は、「僕が子どもの頃は、こんな日は、かえって海水浴が楽しかった。大きな波に頭から突っ込んで身体が渦に揉まれて‥。だけど、波の力に抗わず、身体の力を抜いて息を止めていると、直ぐに浅いところまで波が運んでくれた。そうして繰り返し、疲れるまで遊んだものだ」「たまには、海水を呑んでしまうことはあったが、溺れてしまう子どもはいなかった」と話していました。

そのころは、大人が見ていても注意をしない、なんと大らかな世の中だったのでしょう。

周防大島では、行方不明になった2歳の男の子が3日ぶりに78歳のボランティアの方に山の中で無事発見され、昨日退院したという、嬉しいニュースがありました。

孫のような、我が家の子と一カ月しか誕生日が違わないこともあって、他人事とは思えなかった出来事でした。